沿岸域工学
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
山中 亮一 [Ryoichi Yamanaka] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
①沿岸防災・沿岸環境に関する問題の実態について理解する.(1~3回)
②海岸工学に関する基礎的知識を習得する.(4~16回)
授業概要
周囲を海で囲まれたわが国では常に津波や高潮などの沿岸災害の脅威にさらされている.一方,沿岸海域の開発や地球温暖化の進展は沿岸環境に重大な影響を与えている.このため,沿岸防災と環境保全の両立は21 世紀の重要な課題とされている.この講義では沿岸域における諸問題を紹介した後,この問題に対応するために必要な流体物理現象について講義する.
到達目標
- 沿岸防災・沿岸環境に関する問題の実態について理解する.(1~3回)
- 海岸工学に関する基礎的知識を習得する.(4~16回)
授業計画
- ガイダンス、沿岸域の環境と防災1:概論
- 沿岸域の環境と防災2:事例紹介
- 沿岸域の環境と防災3:事例紹介 /レポート課題
- 海の波の基礎的性質 -波長、波速、水粒子速度-
- 海の波の基礎的性質 -波による質量輸送、波のエネルギー-
- 波の変形-浅水変形,屈折-
- 波の変形-回折,海底摩擦,砕波-
- 海の波の統計的性質
- 中間テスト(4~8回分)、試験解説
- 海岸構造物への波の作用
- 漂砂① 基礎
- 漂砂② 海浜形状
- 漂砂③ 海浜形状、沿岸流
- 海岸保全工法
- 期末試験(10~14回分)
- 試験解説、総括、授業評価アンケート
キーワード
沿岸防災, 沿岸環境, 波, 漂砂, 海岸保全