工学系

社会基盤デザインコース

基礎解析演習

科目分野 理工学部
選必区分 選択
担当教員
[ローマ字表記]
蒋 景彩, 橋本 親典 [Jiang Jing-Cai, Chikanori Hashimoto]
授業形態 演習

授業の目的

本科目は,大学教育への導入科目と位置づけられ,高校までにおいて学習した数学と力学の基礎的事項に関する理解度を深めるとともに,専門分野で取り扱う事項と関連付けた演習を行って,1 年後期以降に開講される専門科目の履修を容易にする.

授業概要

学期初頭,高校の教科書を参考に講義担当者が作成した数学と力学に関する問題集それぞれNo.1~6およびNo.1と2を配布し,授業方法や成績評価方法などについて説明する.
 各単元ごとに演習を行う。各単元は連続した2回の講義時間で消化する.第1回講義時間には,演習問題の意図や解法を解説する。第2回講義時間には,当該単元の全問題を対象にした小テストを行う.数学の5単元および力学の2単元を行い,最後に,それぞれに関する問題の全体を出題対象にした試験を実施する.以上のようにして合計7単元の授業と試験が終了した段階で成績評価を行い,合否判定と点数決定を行う.
 

到達目標


  1. 工学基礎科学として,高校までで学習した数学,特に代数学と微積分を中心とした理論について,その本質を理解するとともに応用力を身につけている.

  2. 工学基礎科学として,高校までで学習した力学の理論について,その本質を理解するとともに応用力を身につけている.

授業計画


  1. ガイダンス

  2. 数学No.1: 微分の基礎と応用・解答演習・小テスト

  3. 数学No.2: 積分の基礎と応用・解答演習・小テスト

  4. 数学No.3: 代数関数と図形・解答演習・小テスト

  5. 数学No.4: 三角関数,指数関数,対数関数とベクトル・解答演習・小テスト

  6. 数学No.5: 確率と統計その1・解答演習・小テスト

  7. 数学No.6: 確率と統計その2・解答演習・小テスト

  8. 数学問題全般の解答自習と質疑応答(その1)

  9. 数学問題全般の解答自習と質疑応答(その2)

  10. 数学全般試験

  11. 力学No.1: ベクトルと微分による運動表現・解答演習・小テスト

  12. 力学No.2: 基本的な力学問題・解答演習・小テスト

  13. 力学問題全般の解答自習と質疑応答(その1)

  14. 力学問題全般の解答自習と質疑応答(その2)

  15. 力学全般試験

  16. 授業評価アンケートの実施

教科書

講義時に担当者が独自に作成した講義資料を配布する.

キーワード

基礎代数学, 基礎微積分, 基礎力学