工学系

社会基盤デザインコース

微分方程式1

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
岡本 邦也 [Kuniya Okamoto]
授業形態 講義

授業の目的

常微分方程式に関する基本的事項を理解する。理論体系の理解のみならず,具体的な解法の習得をも目的とする。

授業概要

微分方程式の理論は,自然界に現れる現象の解析に強力な手段を与え,現代工学の基礎として重要な役割を果している。その広範な理論の入門段階として,この講義では常微分方程式の具体的な解法を中心に講義する。

到達目標


  1. 一階常微分方程式を求積法により解くことができる。

  2. 線形微分方程式に関する基本的性質を理解できる。

授業計画


  1. はじめに --微分方程式とは--

  2. 変数分離形(1)

  3. 変数分離形(2)

  4. 一階線形方程式(1)

  5. 一階線形方程式(2)

  6. 完全形

  7. 応用例

  8. 補足

  9. 線形斉次方程式(1)

  10. 線形斉次方程式(2)

  11. 線形非斉次方程式

  12. 特殊解の発見法

  13. 演算子法(1)

  14. 演算子法(2)

  15. 境界値問題

  16. 期末試験

教科書

微分方程式の解法/定松隆・猪狩勝寿:学術図書出版社,1999, ISBN:9784873612317

キーワード

求積法, 線形微分方程式, 演算子法