モデリング理論
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選択 |
担当教員 [ローマ字表記] |
宇野 剛史 [Takeshi Uno] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
1. 自身のもつ様々な分野の知識・技術をモデル化により応用できる。
2. 構築したモデルの有効性に基づく良し悪しを比較できる。
3. 数学的知識に基づく理論的に正しいモデルを創造できる。
授業概要
自然現象や社会現象などを人間が正しく理解するためには,その能力の及ぶ範囲まで現象のもつ重要な要素のみを残して他の要素を切り捨てる簡単化が必須である。本講義では数理的観点から諸現象を把握・分析するために用いる数理モデルの作成及びその活用法について講述する。さらに,R言語などのデータ分析ツールを活用した統計的手法の理解,図表やグラフなどを利用した数理モデルの分析手法について,演習問題を通じて習得する。
到達目標
プログラミングにより,統計処理およびグラフィックスを扱えるようになる。
授業計画
- ガイダンス、モデリングとは?
- LaTeXによるPC上での数式表現
- 数理モデリングの概要
- R入門…起動・終了から簡単な計算まで
- ベクトル・行列表現に基づくモデルの表現
- Rによる配列・リスト計算の活用
- 関数プログラミングによるモデル表現(1)…条件分岐、繰り返しなど
- 関数プログラミングによるモデル表現(2)…関数の定義、引数など
- 数値計算を用いたモデル構築
- Rにおけるデータフレームの活用
- モデル化により得られたデータの加工および外部ファイルへの出力
- グラフィック機能を用いたモデルの評価(1)…図表の活用
- グラフィック機能を用いたモデルの評価(2)…グラフの活用
- 統計解析によるモデルの評価(1)…検定
- 統計解析によるモデルの評価(2)…回帰分析
- 総括授業
キーワード
プログラミング,統計処理,グラフィックス