コンピュータ・グラフィックス基礎論
| 科目分野 | 理工学部 |
|---|---|
| 選必区分 | 選択 |
| 担当教員 ［ローマ字表記］ |
中山 慎一 [Shinichi Nakayama] |
| 授業形態 | 講義 |
授業の目的
コンピュータの普及と共に，さまざまな分野でコンピュータグラフィックス(CG)が活用されるようになってきている。CGを作成するには，デザイン関連の知識も必要であるが，コンピュータで幾何学的な計算をさせるため，数学的な知識も必要である。コンピュータグラフィックにおける数学的手法について学び，その後プログラム作成を行いプログラミング能力を身に付ける。
授業概要
本講義では，コンピュータグラフィックスに関する概念や理論，特に，CGの基本として使われる数学的手法について論じる。また理論を学んだ後に随時プログラム作成を行う。
到達目標
- コンピュータグラフィックスに関する概念や理論を習得し，コンピュータグラフィックスに関するプログラミングが可能となることを目標とする．
授業計画
- 概論：情報メディアにおけるCGの現状
- 図形処理と画像処理
- 物体の表現，
- マルチメディア表現
- 幾何学的要素の代数的表現
- 変換行列
- 図形の投影:投影変換，並行投影，透視投影
- 図形の変換I :アフィン変換
- 図形の変換II :射影変換
- シミュレーション法
- 計算機実習（１）投影変換
- 計算機実習（２）並行投影
- 計算機実習（３）透視投影
- 計算機実習（４）アフィン変換
- 計算機実習（５）射影変換
- 定期試験
教科書
授業時に指定する
キーワード
コンピュータグラフィックス, プログラミング
