電気電子回路
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選択 |
担当教員 [ローマ字表記] |
大石 篤哉 [Atsuya Oishi] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
目的
機械の高度化に必須となるメカトロニクスの基礎として,基本的なアナログおよびデジタル回路の設計・解析法を学習する。
到達目標
1。基本的な電子デバイスの機能を定性的かつ定量的に理解する。
2。基本的なアナログ回路の計算方法を習得する。
3。基本的なデジタル論理回路の設計・解析手法を習得する。
授業概要
メカトロニクスに必須となる電子回路について幅広くその基礎知識を習得することを目的とする。まず抵抗・コンデンサなど受動素子とその回路について説明した後,トランジスタやダイオードなど半導体電子回路について述べる。授業後半はデジタル論理回路について各種回路の設計・解析方法について詳述する。特に,微分方程式,複素数表示,ブール代数など,電子回路において必須な数学的手法に重点を置いて講義する。
到達目標
- 基本的な電子デバイスの機能を定性的かつ定量的に理解する.
- 基本的なアナログ電子回路の計算方法を習得する.
- 基本的なデジタル論理回路の設計・解析手法を習得する.
授業計画
- 直流抵抗回路
- 交流の複素数表示
- コンデンサとコイル
- 回路の過渡現象
- 回路の周波数特性
- 回路シミュレーション
- ダイオードとトランジスタ
- オペアンプ
- デジタル基本論理回路と真理値表
- 論理式によるデジタル回路設計
- 2進法加算回路
- フリップフロップ
- カウンタ
- デジタル回路の電気特性
- DA変換・AD変換
- 定期試験
教科書
電気電子回路(アナログ・デジタル回路)/杉山進,田中克彦,小西聡:コロナ社,1993.7, ISBN:9784339045130
キーワード
電子回路, アナログ回路, ディジタル回路, メカトロニクス, コンピュータ