力学基礎2
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
中村 浩一, 長谷崎 和洋, 大石 昌嗣, 久澤 大夢 [Koichi Nakamura, HASEZAKI KAZUHIRO, OOISHI MASATSUGU, HISAZAWA HIROMU] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
力学基礎1で学んだ質点系の力学を基にして,剛体の力学から解析力学の初歩までを修得する.
授業概要
まず,質点系での運動量や角運動量の概念を解説する.ついで,それを発展させ,剛体のつりあいと運動の力学を説明する.次に,これらの力学的体系を一般化して取扱う手法として,ラグランジュの方程式を解説する.その過程の中で,機械力学をはじめ,材料力学,流体力学などの力学系科目の基礎原理が共通していることを習得する.
到達目標
- 剛体の運動を理解する.(授業計画1 から12 に対応)
- 解析力学の初歩の概念を理解し、ラグランジュの方程式を簡単な系に応用する.(授業計画13から15 に対応し,期末テストで評価)
授業計画
- 剛体の運動
- 慣性モーメントI
- 演習
- 慣性モーメントII
- 慣性モーメントIII
- 演習
- 剛体の平面運動I
- 剛体の平面運動II
- 演習
- 剛体の空間運動I
- 剛体の空間運動II
- 演習
- ラグランジュ形式の基礎
- ラグランジュの運動方程式
- 演習
- 期末試験
教科書
力学の基礎/橋本正章, 荒井賢三:裳華房,1996, ISBN:9784785320683
力学基礎演習/力学基礎演習問題編集委員, ISBN:不明
担当教員編「力学基礎演習」も用いる.
キーワード
剛体の力学, 慣性モーメント, ラグランジュ方程式