材料力学1
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
高木 均, ナカガイト アントニオ [Hitoshi Takagi, Nakagaito, Antonio Norio] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
この授業の目的は,機械部品の設計に有効な安全な寸法を決定する基本的手法を教授することである.
授業概要
この授業では応力,ひずみ,フックの法則などの材料力学に関する基本的な原理について講義する.そして,様々な外力を受ける部材に生じる変形,応力,ひずみを導出できるようにする.許容応力,安全率などの概念を理解して,安全な構造物の設計を行う知識を得る.
到達目標
- 応力,ひずみの概念およびフックの法則を理解する.
- 引張・圧縮,ねじりおよび曲げ変形において生じる応力,ひずみを導出する.
授業計画
- 材料に生じる応力とその定義
- 材料に生じるひずみとその定義
- フックの法則と弾性係数
- 安全率と許容応力
- 引張圧縮変形における静定問題
- 引張圧縮変形における不静定問題
- 熱応力と残留応力
- ねじりによる変形と応力
- 伝動軸の設計
- 真直はリのせん断力と曲げモーメント
- せん断力線図と曲げモーメント線図(集中荷重)
- せん断力線図と曲げモーメント線図(分布荷重)
- 真直はリに生じる応力
- 図心の計算
- 断面二次モーメントの計算
- 期末試験
教科書
図解でわかる はじめての材料力学/有光隆:技術評論社,1999, ISBN:9784774107257,2,138円
キーワード
応力,ひずみ,フックの法則,不静定問題,ねじり,曲げ,たわみ