光応用工学実験1
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
岸川 博紀, 柳谷 伸一郎, 片山 哲郎, 南 康夫 [KISHIKAWA HIROKI, Shinichiro Yanagiya, KATAYAMA Tetsurou, MINAMI Yasuo] |
授業形態 | 実験 |
授業の目的
光応用工学実験1では,1年生から3年生の間にある光学および光学材料に関する講義への理解を深め,工学的・物理的な発想・考え方を修得することを目的とする. そのため,各講義で取り扱った内容の確認を行う実験を主として行う. また実験データの取り扱いや実験をする上でのマナーを修得する.
授業概要
光の基本的性質と各種光学材料の化学合成,光計測と光物性に関する基礎的実験を行う.
到達目標
- 物質合成の技術を学ぶとともに,素反応から化学反応を理解する.
- 吸収及び発光による分光計測の基本を学ぶとともに,微小物体の計測・解析技術を身に付ける.
- 幾何光学,波動光学の基礎的な事柄(反射・屈折,二光束干渉,偏光)について,物理実験を通してさらに理解を深める.
授業計画
- オリエンテーション1
- A1) 遷移金属ジカルコゲナイド単原子層の剥離法による作製
- A2) 遷移金属ジカルコゲナイド単原子層の分光計測
- A3) 光学材料の作製
- A4) 液晶化合物の合成とその性質
- A5) 演習およびレポートの訂正
- 実験およびレポート予備日
- オリエンテーション2
- B1) 実験Bについてのガイダンス、マイケルソン型干渉計
- B2) 偏光
- B3) 反射・屈折
- B4) レポート口頭試問
- B5) プレゼンテーション
- 実験およびレポート予備日
- 予備日
教科書
プリントなどをその都度配布する.各自webより取得する.
キーワード
幾何光学, 波動光学,有機光学物質,高分子合成,吸収・発光分光,顕微鏡