工学系

光システムコース

光学設計演習

科目分野 理工学部
選必区分 選択
担当教員
[ローマ字表記]
山本 健詞 [YAMAMOTO KENJI]
授業形態 演習

授業の目的

光応用装置,特に光学系と機構部品を設計するために必要とされる,幾何光学的な設計および機構部品の設計製図の基本事項を修得することを目的とする。

授業概要

具体的には,幾何光学的な設計を行う上での基礎知識およびレンズやミラーなどの光学部品の概要を学び,光学設計を行って光学系を自分で構築すること,および機構部品の設計製図の基礎知識および旋盤,ボール盤などの工作機械の概要を学び,機構部品を設計・製図して,自ら製作することにより,全般的な設計製図能力の向上を図る。

到達目標


  1. 旋盤,ボール盤などの工作機械および光学部品の機能・能力を理解できる。

  2. 工作担当者が製作しやすい設計製図とはどのようなものであるかをある程度理解できる。

  3. 安全に配慮した製作に関して初歩的な説明ができる。

授業計画

"第1回:設計製図の概要
第2回:工作機械の概要
第3回:図面の書き方(基礎)
第4回:図面の書き方(機構部品)
第5回:図面の書き方(光学システム)
第6回:設計製図実習(基礎)
第7回:設計製図実習(機構部品)
第8回:設計製図実習(光学システム)
第9回:安全作業法,計測器具操作法
第10回:工作機械基礎実習(基礎)
第11回:工作機械基礎実習(機構部品)
第12回:工作機械基礎実習(光学システム)
第13回:工作機械による製作実習(基礎)
第14回:工作機械による製作実習(機構部品)
第15回:工作機械による製作実習(光学システム)
第16回:理解度テスト,課題発表 "

教科書

初心者のための機械製図 第4版/藤本元, 御牧拓郎 監修,植松育三, 髙谷芳明 共著,:森北出版,2015, ISBN:9784627664340
全員が教科書を持っていることを前提に演習を行う.

キーワード

光学設計, 製図, 金属加工,幾何光学