工学系

知能情報コース

卒業研究

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
理工学科情報光システムコース教員
授業形態 実習

授業の目的

社会に貢献できる人材となるべく,自らの知識と能力を活用し,工学倫理,広い視野や使命感を持って問題解決する能力や自らの考えを正しく第3者に理解させるためのプレゼンテーション能力を養うことを目的とする.

授業概要

情報光システムコース(光系)各教員の指導の下,具体的なテーマで卒業研究を行う.研究テーマに関連する専門書,実験書,論文などを調査し,教員の指導の下で実験または調査研究を進める.定期的に,研究の進捗状況の報告と,その後の研究計画などをディスカッションして研究を推進する.最終的に内容をまとめ卒業論文を提出するとともに卒業研究発表を行う.優れた研究成果があるときには学会発表を行うとともに,学術論文に投稿する.なお.本科目は広い意味でのエンジニアリングデザイン科目である.

到達目標


  1. 履修した科目の内容を課題に取り組む中で総合的に生かすことができる

  2. 解決の方針をたてることができる

  3. 必要な情報を集め,その内容を課題に取り組む中で生かすことができる

  4. 課題の内容・結果について,社会的な位置づけや重要性等を理解している

  5. 課題の内容・結果について,科学的・技術的位置づけや重要性を理解している

  6. 自分のテーマに積極的にとりくんでいる

  7. 工学倫理への配慮がある

  8. 課題のデザイン内容を理解しており,その達成内容を明示できる

  9. 研究を遂行する上で教員等とコミュニケーションをとることができる

  10. 課題の内容を相手に理解させるプレゼンテーションができる

授業計画


  1. 4月に卒業研究着手規定を満たした学生を対象に,学年担任による調整配属を経て配属先を決定する.

  2. 卒業研究の実施: 各研究室に配属された後,教員と相談の上具体的な研究課題を定める.輪講やセミナーを卒業研究の一部として実施する.

  3. 教員の指導のもと,研究課題実施時に生ずる様々な問題に対して,計画,実行,評価,見直しを繰り返し行う.

  4. 中間発表:研究室内で後期期間中に中間発表を実施する.また中間発表の実施時期に卒業研究に関するエンジニアリングデザインの内容を明文化する.

  5. 卒業論文の提出と発表: 研究結果をまとめた論文を2月中旬までに提出し,2月下旬までに行われる卒業論文発表会にて内容を発表する.

キーワード

問題解決能力,エンジニアリングデザイン,工学倫理,プレゼンテーション