情報通信理論
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
木下 和彦 [KINOSHITA KAZUHIKO] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
高度情報化社会を支える基盤技術である情報通信,情報蓄積技術の基礎となる理論について理解する.
授業概要
情報理論は,効率的な情報通信,情報蓄積技術を実現する為の基礎理論である. 本講義では,情報通信,情報蓄積の効率化,高信頼化の理論的限界及び具体的な実現方法についての理解を深める.更に,情報通信理論の実用技術についても学ぶ.
到達目標
- 情報源符号化,通信路符号化法の概念を理解し,説明できる.
- 具体的な情報源符号化,通信路符号化の方式を知り,説明できる.
授業計画
- 情報理論概説
- 情報源のモデル化
- 通信路のモデル化
- 情報源符号化の基礎概念
- 情報源符号化定理
- 情報源符号化法
- 情報源符号化法の実用例
- 情報量,エントロピー,相互情報量
- 通信路符号化の基礎概念
- 通信路符号化定理
- 通信路符号化法
- 誤り検出・訂正符号
- 待ち行列理論の基礎概念
- リトルの公式
- M/M/1システムの解析
- 期末試験
教科書
わかる情報理論/島田良作 [ほか]共著,:日新出版,1982, ISBN:9784817301147
情報通信ネットワーク/滝根哲哉 編著,:オーム社,2013, ISBN:9784274214509
キーワード
情報源符号化定理, ハフマン符号, 通信路符号化定理, 誤り訂正符号,待ち行列理論