信号処理
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
寺田 賢治 [Kenji Terada] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
知能情報工学,光応用工学の分野をはじめ,電気電子工学及び他の工学諸分野において極めて重要な技術であるアナログおよびディジタル信号処理について講義し,演習及び小テストを実施して,理工学部出身者として最低限身につけてはおかなければならない信号処理の基礎知識を修得させる。
授業概要
通信技術,制御技術,センサ技術,レーダー技術,暗号化技術,医療技術,音響技術,画像処理技術,音声処理など,知能情報工学,電気電子工学,システム工学,土木工学だけでなく,自然科学,社会科学,人文科学,農業などの諸分野において,信号処理は不可欠な技術であり,それらの基礎知識を身につけることは必要不可欠である。まず信号と基礎的な信号処理について理解する。続いてアナログ信号及びディジタル信号の解析方法としてフーリエ解析を中心に理解する.さらにサンプリング,フィルタリング,信号の変換など信号処理に関する技術を理解する。
到達目標
- 信号と信号処理の基礎原理が説明できる.
- フーリエ解析やシステム解析の原理と応用方法が説明できる.
授業計画
- 信号と信号処理
- 信号の分類と変換
- 信号とシステム
- フーリエ級数展開
- フーリエ変換
- ラプラス変換
- 連続時間システムのインパルス応答,周波数特性
- 離散時間フーリエ変換
- 離散フーリエ変換
- 高速フーリエ変換
- Z変換
- 離散時間システムのインパルス応答,周波数特性
- サンプリング定理とナイキスト周波数
- フィルタリング
- 演習
- 定期試験
教科書
よくわかる信号処理/浜田望 著:オーム社,1995, ISBN:9784274129902
キーワード
信号処理, 周波数解析, フィルタリング