工学系

電気電子システムコース

STEM実習

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
寺西 研二, 鈴木 浩司, 片山 貴文 [Kenji Teranishi, SUZUKI HIROSHI, KATAYAMA TAKAFUMI]
授業形態 実習

授業の目的

STEM演習で学んだ電気電子工学に関連する物理現象ならびに電気回路や電気計測に関する基礎知識を活用し,電子回路製作やこれらを組み合わせた簡単なシステムの構想,チームでの協働,プレゼンテーションなどに取り組むことで,考える力,討論する力,解析する力やもの作りの能力の基礎を養うことを目的とする。

授業概要

電子工作やはんだ付けの基礎などを学んだあと,教科書に掲載の電子回路を各自で製作する。完成した電子回路については動作確認を行い,正しく動作しない場合には,正しく動作するまでその原因を追究する。授業の終盤では,グループごとに複数の電子回路を組み合わせたシステムを構想し,そのアイディアについて発表・討論を行う。

到達目標

1. 電子部品を基板上にはんだづけして電子回路を構成できる(1週目~14週目)
2. 製作した電子回路を正しく動作させることができる(1週目~14週目)
3. 複数の電子回路を組み合わせたシステムを構想し,プレゼンテーションができる(15週目~16週目)

授業計画

1.ガイダンスと電子工作の基礎(1)[2時間]+電子工作の基礎(1)の復習 [1時間]
2.電子工作の基礎(2)とハンダづけ作業の練習(1) [2時間]+電子工作の基礎(2)の復習 [1時間]
3.電子回路製作(その1・製作(1))[2時間]+自主作業 [1時間]
4.電子回路製作(その1・製作(2))[2時間]+自主作業 [1時間]
5.電子回路製作(その1・製作(3)と動作確認)[2時間]+自主作業(ラーニング・ポートフォリオの作成)[1時間]
6.電子回路製作(その2・製作(1))[2時間]+自主作業 [1時間]
7.電子回路製作(その2・製作(2))[2時間]+自主作業 [1時間]
8.電子回路製作(その2・製作(3)と動作確認)[2時間]+自主作業 (ラーニング・ポートフォリオの作成)[1時間]
9.電子回路製作(その3・製作(1))[2時間]+自主作業 [1時間]
10.電子回路製作(その3・製作(2))[2時間]+自主作業 [1時間]
11.電子回路製作(その3・製作(3)と動作確認)[2時間]+自主作業 (ラーニング・ポートフォリオの作成)[1時間]
12.電子回路製作(その4・製作(1))[2時間]+自主作業 [1時間]
13.電子回路製作(その4・製作(2))[2時間]+自主作業 [1時間]
14.電子回路製作(その4・製作(3)と動作確認)[2時間]+自主作業 (ラーニング・ポートフォリオの作成)[1時間]
15.電子回路を組み合わせたシステムの構想(ディスカッション)[2時間]+自主作業[1時間]
16.電子回路を組み合わせたシステムの構想(プレゼンテーション)[2時間]

教科書

電子工作のはなしI(第2版)/佐伯平二:技報堂出版,2003, ISBN:9784765544344,https://gihodobooks.sslserve.jp/book/4434-6.html

キーワード

電子工作,はんだづけ,電子回路,ものづくり