微分方程式1
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
高橋 浩樹 [Hiroki Takahashi] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
常微分方程式に関する基本的事項を理解する。理論体系の理解のみならず,具体的な解法の習得をも目的とする。
授業概要
微分方程式の理論は,自然界に現れる現象の解析に強力な手段を与え,現代工学の基礎として重要な役割を果している。その広範な理論の入門段階として,この講義では常微分方程式の具体的な解法を中心に講義する。
到達目標
- 一階常微分方程式を求積法により解くことができる。
- 線形微分方程式に関する基本的性質を理解できる。
授業計画
- はじめに --微分方程式とは--
- 変数分離形(1)
- 変数分離形(2)
- 一階線形方程式(1)
- 一階線形方程式(2)
- 完全形
- 応用例
- 補足
- 線形斉次方程式(1)
- 線形斉次方程式(2)
- 線形非斉次方程式
- 特殊解の発見法
- 演算子法(1)
- 演算子法(2)
- 境界値問題
- 期末試験
教科書
工科系のための微分方程式/杉山昌平著:実教出版,1976, ISBN:9784407021547
キーワード
求積法, 線形微分方程式, 演算子法