電気・電子材料工学
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
髙島 祐介 [TAKASHIMA YUUSUKE] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
電気電子工学に関連する電気・電子・光材料および、それらを用いた様々な素子や部品および装置について専門知識を修得する。
授業概要
電気・電子工学関連の分野で,使用される素子・部品・装置には様々な材料が使われている.従って,各種材料の諸性質に関する基礎知識がないと,使用するに当たって部品や装置を壊すだけでなく,大事故を招き,人命を失うことにもなりかねない.また,卒業後に素子や部品および装置の設計・製作,さらには新材料開発に携わる者も少なくない.このような視点から,電気電子工学に関連する主要な電気・電子・光材料について,授業の計画に示すような項目で諸性質(電気的・光学的・機械的・化学的)について概説する。また、これら材料の主要な用途であるセンサや受発光デバイスについても概説する。
到達目標
導電体,絶縁体,半導体,超伝導体,磁性体,誘電体,光材料等の物性と特性を理解し,これらの材料の現在及び未来へのデバイス応用について理解する。
授業計画
第1回:電気電子・光材料について
第2回:化学結合と物性について
第3回:様々な導電材料と絶縁材料
第4回:誘電体材料と分極のメカニズム
第5回:圧電・電歪材料とデバイス
第6回:磁性体材料と磁気記録材料
第7回:半導体材料
第8回:各種半導体デバイス
第9回:光材料
第10回:物質の光学応答
第11回:発光・受光デバイス
第12回:ディスプレイと透明電極・透過性高分子材料
第13回:エネルギー材料と発電デバイス
第14回:超電導材料とその応用
第15回:これからのセンサーおよび光デバイス
定期試験
教科書
電子・光材料 : 新装版 ―基礎から応用まで―第2版/澤岡昭:森北出版,2020/, ISBN:9784627773738
キーワード
材料工学,導体(金属、半導体、超伝導体),誘電体・絶縁材料,磁性体,光材料,センサ,受光デバイス