電気エンジニアリングデザイン演習
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
理工学科電気電子システムコース教員 |
授業形態 | 演習 |
授業の目的
エンジニアにとってデザイン能力およびグループワーク能力は非常に重要である.卒業後の実社会においては,大学で学んだ知識を直接的に使って問題解決できる事は少ない.様々な知識を有機的・横断的に組み合わせて,種々の問題や環境に応じて対処する力が必要である.本授業では,このために必要なデザイン能力やグループワーク能力の獲得および向上を目的とする.
授業概要
学科内においてにチームを構成する。そのチームごとに与えられる課題に対して,具体的なテーマ・問題を設定し,これまでに学習した知識を総合的に使いながら,グループワークを通して,独創的な発想のもと現実的な解決方法を自ら探索する.
到達目標
グループワークを通した,エンジニアリングデザインの基本能力の獲得
授業計画
本授業では開講期間中を通して,問題発見型解決型学習方式あるいはプロジェクト型演習方式によってグループワークを通した学生自身の主体的学習による研修方式により実施する.本科目においては,電気電子創生工学コースが定める標準的研修時間に対して,学生が計画立案して行う.先だって行われる本講義受講に関する説明およびエンジニアデザインのための技法に関する講義,中間発表,最終成果発表をのぞいて,各々のチームごとに活動するため,授業回数は特別に定めない.
全体に対して1つの講義室で行うのは,
・ デザイン教育の意義・位置づけの説明
・ 基本的なエンジニアリングデザインのための技法
・ 中間発表,最終成果発表
チームごとに指導教員の指示にしたがって,以下の内容について実施する.
・ チームによるグループワーク実施方法の説明
・ デザインすべきテーマの立案
・ 立案テーマに関する知識を収集.
・ グループワークによるデザイン実施,
・ 状況に応じて,再テーマ立案およびその実施
・ 途中経過を定期的にグループ内で報告しグループ討議を実施
・ 最終的なデザイン成果の報告書の作成および最終成果発表の準備
教科書
各自テーマが異なるため,特別に設定はしない.
各テーマごとに教科書が指定されれば,それを用いる。
キーワード
エンジニアリングデザイン,PBL,グループワーク