科目分野	理工学部
選必区分	選必修
担当教員 ［ローマ字表記］	橋爪　正樹　[Masaki Hashizume]
授業形態	演習

授業の目的

様々な電子機器内の電子回路でオペアンプが多用されており、電子回路を応用した製品開発技術者としてオペアンプ回路に関する知識は欠かせない。本授業ではその基本的な知識を獲得するために、オペアンプ回路の設計とそのオペアンプ回路の応用回路の設計技術の習得を目指す。

授業概要

オペアンプICの機能およびそのICを用いたアナログ電子回路の設計法，回路シミュレータの使用法とそれを用いた設計法を講義し，オペアンプICを用いた回路，ならびにオペアンプICの設計を行う。

到達目標

オペアンプを用いたアナログ電子回路設計およびオペアンプ回路の設計を行う。
到達目標
1.オペアンプICの機能を説明できる
2.オペアンプICを用いた回路を設計できる
3.オペアンプ回路を設計できる
4.回路シミュレータを用いて電子回路設計が行える

授業計画

1.オペアンプとは
2.オペアンプを用いた増幅回路
3.理想オペアンプを用いた回路の解析法
4.理想オペアンプを用いた各種アナログ演算回路
5.理想オペアンプを用いた各種計測用回路
6.理想オペアンプを用いた発振回路
7.回路シミュレータの使用法
8.回路シミュレータを用いた理想オペアンプを用いた回路設計（レポート）
9.現実のオペアンプの特性とそれを用いた回路設計（レポート）
10.回路シミュレータを用いた現実のオペアンプを用いた回路設計（レポート）
11.オペアンプ回路の内部構成とその機能
12.MOSを用いた増幅回路の設計
13.MOSを用いたバイアス回路の設計（レポート）
14.MOSを用いたオペアンプ入力段アンプの設計（レポート）
15.MOSを用いたオペアンプ回路の設計（レポート）
16.期末試験

キーワード

オペアンプ回路、オペアンプIC、MOS、センサ回路