プログラミング演習
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
島本 隆, 榎本 崇宏 [Takashi Shimamoto, Takahiro Emoto] |
授業形態 | 演習 |
授業の目的
数百~数千行程度の大きなプログラムを作成する上で必要となるプログラミング言語C(以下,C言語)の実用技術とアルゴリズムやデータ構造について講義し,演習を行なうことで,大規模なコンピュータプログラムを作成する上で必要となる手法を習得させる.
授業概要
大規模なコンピュータプログラムを作成する上で,プログラムのブロック化,目的に合わせたデータ構造の定義,ファイルとの入出力の知識は欠くことのできない要素である.本演習ではC言語のポインタの利用方法を習得させた後,関数,構造体を用いたプログラミング技法,ファイル入出力プログラミング,そしてアルゴリズムの設計手法と基本的データ構造について講述し実習を行なう.
到達目標
- C言語のポインタ,構造体の利用技法を理解する.(授業計画1~15および定期試験による)
- 関数を用いたC言語プログラム作成手法を習得する.(授業計画3~15および定期試験による)
- アルゴリズムの設計手法と基本的データ構造を習得する.(授業計画11~15および定期試験による)
授業計画
- ポインタを用いたプログラミング
- メモリの動的割当を用いたプログラミング
- 関数を用いたプログラミング
- 関数の引数の受渡し
- 変数のスコープルール
- 関数の再帰呼び出し
- 構造体を用いたプログラミング
- C言語特有の演算子
- プリプロセッサを用いたプログラミング
- ファイル入出力プログラミング
- アルゴリズムとは
- 基本的データ構造(リスト,スタック,キュー,木)
- 各種ソート法
- アルゴリズムの設計手法
- 質問・総括
- 期末試験(到達目標1,2,3の評価)
教科書
講義の最初に配布するプリントを使用する.
キーワード
プログラミング, C言語, データ構造