発変電工学
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
北條 昌秀 [Masahide Hohjoh] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
大規模集中電源としての水力発電、火力発電、原子力発電に加え、太陽光発電や風力発電などの各種発電設備や電力貯蔵設備と、高効率で需要家に届けるために必要な変電設備について理解し、これらの技術を説明できるとともに、社会の要求仕様に基づく発変電の設備形成について的確に論じられるようになること。
授業概要
まず、発変電技術の概要とその変遷について論じたのち、主要な大規模集中電源である水力発電、火力発電、原子力発電の各種発電技術について、その原理から制御技術までを解説する。次に、これらの電源の特徴を比較して、具体的な計算例題とともに、時々刻々変化する需要に応えるための最適な組み合わせ方法について熟考する。さらに、再生可能エネルギー電源として普及の著しい太陽光発電と風力発電について、またその他発電技術や電力貯蔵技術について、資料を織り交ぜながら解説を加える。そして、変電所の構成について述べたうえで、変圧器の並行運転の意義や注意事項、さらには効率的な運用の考え方について解き、短絡時の故障電流計算法と保護技術について解説する。また、無効電力による調相設備の目的を述べ、電圧調整や力率改善の意味と方法について理解を促す。
到達目標
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授業計画
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教科書
発電・変電 改訂版/道上 勉:オーム社,2000, ISBN:9784886862235,発行所 電気学会
キーワード
水力発電 火力発電 原子力発電 電源のベストミックス 太陽光発電 風力発電 電力貯蔵装置 変圧器の並行運転 変圧器の全日効率 短絡容量 電圧調整 力率改善