パワーエレクトロニクス
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
北條 昌秀 [Masahide Hohjoh] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
電力用半導体スイッチング素子を用いた電力変換制御回路の種類と動作原理および基本特性について講義し,電力変換回路の基本動作を理解修得させる.
授業概要
電力用半導体スイッチング素子を用いた電力変換制御回路の種類と動作原理および基本特性について講義し,電力変換回路の基本動作を理解修得することを目的とする。電力用半導体素子を用いた電力の変換と制御に関する授業科目で,今日の電気機器の制御性能を高める上で欠くことのできない技術分野であり,各種電力変換制御装置の動作原理と基本特性解析を講述すると共に,講義の進行に併せてシミュレーションソフトを活用した変換回路の基本動作確認の演習を行う。
到達目標
- パワーエレクトロニクス技術の概要が把握できる.
- 半導体素子の種類と特性およびそれらを活用する上での基本事項を修得する.
- 半導体スイッチによる各種電力変換回路の基本動作と基本特性が理解できる.
- 半導体電力変換回路を用いた応用に関する基本動作が理解できる.
授業計画
- パワーエレクトロニクスの概要
- パワー半導体素子の種類と構造
- パワー半導体素子の基本特性
- パワー半導体素子の使い分けとドライブ回路
- 電源転流単相順変換回路
- 電源転流三相順逆変換回路
- 歪み波有効無効電力と力率,高調波
- 中間試験(到達目標 1,2,3 の一部の評価)と試験内容の解説
- 直流電圧制御回路(昇圧/降圧チョッパ回路)
- DC-DCコンバータ回路
- 方形波インバータ回路
- 正弦波 PWM インバータ回路
- 電力変換回路の直流電動機制御への応用
- 電力変換回路の交流電動機制御への応用
- 電力変換回路の電力系統への応用
教科書
セメスター大学講義 パワーエレクトロニクス/矢野昌雄,打田良平:丸善,2000, ISBN:9784621081617
キーワード
スイッチング素子, インバータ, 整流器, チョッパ, 電動機制御