制御理論
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
久保 智裕 [Tomohiro Kubo] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
状態空間法に基づく制御系の解析法および設計法を修得する.
授業概要
まず動的システムの状態の概念について理解した後,状態方程式とその解について学ぶ.次に,動的システムの安定性,可制御性,可観測性を理解する.また,状態フィードバック制御について学ぶ.
到達目標
- 動的システムの状態の概念を理解している.また,状態遷移行列を求め,動的システムの過渡応答を計算することができる(授業1回目~7回目).
- 動的システムの安定性を調べることができ,可制御性,可観測性といった性質を調べることができる.また,状態フィードバック制御の概念を理解している(授業8回目~15回目).
授業計画
- 動的システムの状態という概念
- 動的システムのモデリングと状態方程式
- 状態遷移行列と状態方程式の解
- 状態遷移行列の求め方
- 線形システムの解の性質
- 伝達関数法と状態空間法の関係
- 前半のまとめ
- 動的システムの安定性
- 動的システムの可制御性
- 動的システムの可観測性
- 可制御正準形と可観測正準形
- 状態フィードバック制御
- 極配置法
- 後半のまとめ
- 総まとめ
定期試験
教科書
使用しない.
キーワード
状態空間法