電気エンジニアリング入門
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
下村 直行, 高田 篤 [Naoyuki Shimomura, Atsushi Takada] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
エンジニアになるための,エンジニアリングおよびエンジニアリングデザインの基本的な知識や手法を理解する。また手法の初歩を学ぶ。また電気電子分野でエンジニアリングを行うために不可欠な数学や科目の繋がりなど電気電子工学の体系を理解する。
授業概要
本コースの卒業生の大部分は電気電子分野のエンジニアになる。本講義ではエンジニアの主たる活動であるエンジニアリングの手法の初歩を学ぶ。そのための基礎的な知識を獲得し,またエンジニアリングデザインの基本的な方法を理解する。また,電気電子分野でエンジニアリングを行うには電気電子工学の広範な知識や技術を要するが,科目の繋がりなど電気電子工学の体系を理解して,目標とするエンジニアになるための4年間の計画的で円滑な学習を可能にする。
エンジニアリングあるいはエンジニアリングデザインを行う上で必要な,データの処理方法,報文の作成技法,コミュニケーションやグループワークの手法などを学習し,さらにその一部は演習して会得する。
到達目標
1. 電気電子工学におけるエンジニアリングのための基礎的な知識を理解する
2. エンジニアリングデザインのための技術と手法を理解する
授業計画
1. 私とエンジニア
2. エンジニアリングデザインの考え方
3. エンジニアのリテラシー
4. 実験の方法論と実験のデータ処理
5. 技術レポートの作成と情報の発信
6. エンジニアのコンピューティング
7. エンジニアリングと数学(微分・積分)
8. エンジニアリングと数学(ベクトル)
9. エンジニアリングと数学(その他)
10. 電気電子工学の歴史と学問の体系
11. 電気磁気学と電気回路論
12. コミュニケーション技術,ファシリテーション. グループワークの方法
13. 問題の発見と解決の方法
14. 信頼性と安全性
15. マネージメント,工程管理,ファイナンス
16. 学生の倫理とエンジニアの倫理
キーワード
エンジニアリング,エンジニア,電気電子工学,エンジニアリングデザイン