分析化学2
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選択 |
担当教員 [ローマ字表記] |
山本 孝, 今井 昭二, 上野 雅晴 [Takashi Yamamoto, Shoji Imai, Masaharu Ueno] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
環境や工業分野,有機合成化学分野などにおいて,実際に利用されている様々な機器分析方法やその応用技術の基礎的内容について学ぶ。
授業概要
環境および工業分野での化学機器分析について、その手法について装置、計測、測定の仕方を含めその概要の基礎を学ぶ。加えて、有機機器分析手法を学ぶ。環境および工業分野での化学機器分析として、環境分析に関するリスク評価等の重要性に関しても解説する。また,有機機器分析として、質量分析法、赤外吸収分光法、可視紫外吸収分光法、核磁気共鳴吸収法の原理と基本的応用に関して学ぶ。
到達目標
分析化学1において学んだ分析化学の基礎や理論をもとにして,環境や工業分野,有機合成化学分野などにおいて,実際に利用されている様々な機器分析方法やその応用技術の基礎的内容について理解する。
授業計画
第1回:はじめに~機器分析化学とは?
第2回:工業分析: 元素・金属分析法
第3回:工業分析: 表面分析法
第4回:工業分析: 各種定量法
第5回:環境分析: 試料採取法・各種前処理法
第6回:環境分析: 機器分析法
第7回:環境分析: 生物検定法
第8回:環境分析: 環境リスクの評価法
第9回:有機機器分析: 質量分析法
第10回:有機機器分析: 各種クロマトグラフ
第11回:有機機器分析: 赤外吸収分光法
第12回:有機機器分析: 可視紫外吸収分光法
第13回:有機機器分析: 核磁気共鳴吸収法1
第14回:有機機器分析: 核磁気共鳴吸収法2
第15回:有機機器分析: 核磁気共鳴吸収法3
定期試験
教科書
基礎化学選書2 分析化学/長島弘三、富田功:裳華房,1988, ISBN:9784785331238,分析化学1と同じ書籍
ブルース有機化学概説/Paula Y.Bruice 著,大船泰史, 香月勗, 西郷和彦, 富岡清 監訳,:化学同人,2010, ISBN:9784759811995,有機化学1・2と同じ書籍
キーワード
分光光度法,質量分析法,核磁気共鳴吸収法