有機化学1
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選択 |
担当教員 [ローマ字表記] |
小笠原 正道 [OGASAWARA MASAMICHI] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
有機化学の導入として、有機化合物の構造、性質、反応などを学ぶ上で必要な基礎知識を習得する。
授業概要
電子構造と共有結合、イオン結合、配意結合について講義する。また炭素を例にとり、sp3,sp2,sp混成軌について学ぶ。加えて、分子軌道についてもその基本的な概念を学ぶ。酸と塩基、電気陰性度、共鳴構造のような有機化合物の基礎知識と有機化合物の命名法、アルケン、アルケンおよびアルキンの反応、異性体と立体化学について講義する。
到達目標
化学構造式に慣れ,有機化学の基礎概念を理解する。
授業計画
1. はじめに
2. 電子構造と共有結合(1)
3. 電子構造と共有結合(2)
4. 酸と塩基(1)
5. 酸と塩基(2)
6. 有機化合物の基礎(1)
7. 有機化合物の基礎(2)
8. アルケン(1)
9. アルケン(2)
10. アルケンおよびアルキンの反応(1)
11. アルケンおよびアルキンの反応(2)
12. アルケンおよびアルキンの反応(3)
13. 異性体と立体化学(1)
14. 異性体と立体化学(2)
15. 異性体と立体化学(3)
定期試験
教科書
ブルース 有機化学概説 第2版 (大船康史・香月昮・西郷和彦・富岡清 監訳):化学同人, ISBN:9784759811995
キーワード
結合,混成軌道,酸と塩基,命名法,アルカン,アルケン,アルキン,異性体