生命科学基礎実験
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選必修 |
担当教員 [ローマ字表記] |
松尾 義則, 真壁 和裕, 渡部 稔, 佐藤 高則 [Yoshinori Matsuo, Kazuhiro Makabe, Minoru Watanabe, Takanori Satoh] |
授業形態 | 実験 |
授業の目的
生物学を学ぶには、「生物」を知らなければならない。本実習では、さまざまな生物個体、細胞、受精卵あるいはタンパク質等を実験材料として取り扱い、「生物」を概念としてではなく、実体のあるものとして理解する。
授業概要
生物学実験の導入として個体、細胞、受精卵、タンパク質等を材料として、遺伝学、発生学、細胞学、生化学等の実験を行う。また顕微鏡や基本的な実験機器の使用方法、スケッチ法、レポートのまとめ方についても修得する。
到達目標
生命科学(生命現象)に興味を持つ.
生命科学系の実験を行う上で最低限必要な器具・機器の操作法,基本的な技術などを習得する.
授業計画
第1回:ガイダンス(担当:全員)
第2回:在来種と外来種タンポポの雑種の遺伝子解析:タンポポの採取、DNAの抽出(担当:真壁和裕)
第3回:PCR(担当:真壁和裕)
第4回:アガロースゲル電気泳動(担当:真壁和裕)
第5回:結果の考察(担当:真壁和裕)
第6回:大腸菌の植菌・培地作成・無菌操作(担当:佐藤高則)
第7回:グラム染色法による細菌の観察(担当:佐藤高則)
第8回:酵素活性の定量・エクセルを用いたグラフの作成(担当:佐藤高則)
第9回:生体高分子の分画(担当:佐藤高則)
第10回:ショウジョウバエの餌作り(担当:松尾義則)
第11回:ショウジョウバエの採集と観察(担当:松尾義則)
第12回:集団シミュレーション実験(担当:松尾義則)
第13回:カエル初期発生の観察(担当:渡部稔)
第14回:カエル初期胚の切片の作成と観察(担当:渡部稔)
第15回:初期発生のグループディスカッション(担当:渡部稔)
第16回:班ごとの発表会・総括授業・レポート返却(担当:全員)
キーワード
遺伝、発生、細胞、生化学、微生物