自動制御
科目分野 | 理工学部 |
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選必区分 | 選択 |
担当教員 [ローマ字表記] |
加藤 雅裕 [Masahiro Katoh] |
授業形態 | 講義 |
授業の目的
自動制御が化学工場において果たす役割を理解する.装置や制御系の動的挙動をラプラス変換などの数学的手法を利用して表現し,解析するための基礎知識を習得する.さらに制御系設計の基礎的な考え方を理解する.
授業概要
自動制御技術は,一般産業機械をはじめ化学プラントの基礎技術として応用されており,自動制御なくしてはこれらプラントの満足な性能を引き出すことは出来ない.化学プラントにおいて制御をうまく活用するには,まず制御しようとする装置の特性をよく理解し,それに適した制御装置を設計せねばならない.本講義では,微分方程式による装置挙動の表現と,ラプラス変換を利用した解析,および制御系設計について解説する.
到達目標
自動制御の目的,仕組みを理解を説明できる。
自動制御系設計の基礎となるブロック線図の解析ができるようになる。
簡単な制御器の設計ができるようになる。
授業計画
1. 自動制御とは何か?
2. プロセスモデリング1
3. プロセスモデリング2
4. ラプラス変換1
5. ラプラス変換2
6. 伝達関数1
7. 伝達関数2
8. ブロック線図
9. 周波数応答
10. ボード線図
11. 安定性1
12. 安定性2
13. 制御系設計の基礎
14. いろいろな制御方法
15. 予備日
16. 定期試験
教科書
プロセス制御システム/大嶋正裕 著,:コロナ社,2003, ISBN:9784339033144
キーワード
制御, ラプラス変換, 周波数応答