工学系

応用化学システムコース

化学工学序論

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
杉山 茂 [Shigeru Sugiyama]
授業形態 講義

授業の目的

高校までの化学では学習しない化学工学の導入教育として,基礎となる移動現象論を取り上げ,化学工学の基礎を理解する.このコースのDPには,「自然現象の解明や真理の探究を視野に入れて理工学全体を俯瞰できる」が含まれている.

授業概要

高校で学んだ気体の状態方程式等や物質収支をもとに,流動,伝熱,拡散という化学装置を設計する際の基礎となる移動現象論について講述し,図解,例題と演習によって,化学工学の基礎事項を学ぶ.授業中に具体的なイメージを持ってもらうために,積極的な質疑応答を行う.

到達目標


  1. 化学工学の基礎となる流動,伝熱,拡散などの移動現象論を説明する.

授業計画

各回ごとに配布した資料を事前に読み,専門用語の意味を理解しておくこと


  1. 物質収支と移動現象論概説

  2. 電気の流れ

  3. 層流

  4. 乱流

  5. 流体の性質

  6. 分圧と湿度

  7. 伝熱

  8. 拡散

教科書

はじめて学ぶ化学工学/草壁克己, 外輪健一郎 共著,:丸善出版,2011, ISBN:9784621083734

キーワード

移動現象論, 流動, 伝熱, 拡散, 物質収支