工学系

応用化学システムコース

無機化学

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
森賀 俊広 [Toshihiro Moriga]
授業形態 講義

授業の目的

1年次後期開講の基礎無機化学に引き続き,分子・軌道の対称性の理解,無機化合物の各論・演習問題を通じて無機化学の基礎に関する知識を習得し,それを応用する力を有する技術者となることを目的とする。

授業概要

1年次後期開講の基礎無機化学に引き続き,第6章~第20章及び23章を取り扱う。周期表をsブロック,pブロック,dブロック及びfブロックに分けて体系化した無機化合物各論を通じて無機化合物への理解を深める。講義については1回ずつひとまとまりの授業形態をとるが,講義の前半10-15分で前回の講義に関連する演習問題,続けてその解説を行い理解を深める。講義の一部に反転授業を取り入れ,通常講義の発展的な内容を自らのペースで視聴,理解する機会を得る。

到達目標


  1. 簡単な分子(水,アンモニア等)の点群・対称要素を説明できる.

  2. sブロック,pブロック,dブロック,及びfブロック元素の特徴について説明できる.

  3. 結晶場理論を基礎にして正八面体錯体の強配位子場,弱配位子場とその違いを説明できる.

授業計画


  1. 対称操作と対称要素(第6章)

  2. 分子の点群(第6章)

  3. 対称性の応用(第6章)

  4. 錯体の構造,命名法(第7章)

  5. 異性化とキラリティー(第7章)

  6. 水素と水素の化合物(第10章)

  7. 1族元素の単体と化合物,2族元素の単体と化合物(第11・12章),

  8. 13族元素の単体と化合物,14族元素の単体と化合物(第13・14章)

  9. 15族元素の単体と化合物,16族元素の単体と化合物(第15・16章)

  10. 17族元素の単体と化合物,18族元素(第17・18章)

  11. dブロック金属元素と化合物(第19章)

  12. 結晶場理論 -八面体錯体,弱配位子場と強配位子場- (第20章)

  13. 結晶場理論 -四面体錯体-,電子スペクトル(項記号) (第20章)

  14. 電子スペクトル(項記号) (第20章)

  15. fブロック金属(第23章)

  16. 最終試験

教科書

シュライバー・アトキンス無機化学(下)第6版/Weller[ほか]著,田中勝久 訳,平尾一之 訳,北川進 訳,:東京化学同人,2016, ISBN:9784807908998
シュライバー・アトキンス無機化学(上)第6版/Weller[ほか]著,田中 勝久/訳,平尾 一之/訳,北川 進/訳,:東京化学同人,2015, ISBN:9784807908981

キーワード

対称性, 配位化合物, 元素の周期性, 結晶場理論