工学系

応用化学システムコース

有機化学序論

科目分野 理工学部
選必区分 必修
担当教員
[ローマ字表記]
今田 泰嗣, 右手 浩一 [IMADA, Yasushi, Kohichi Ute]
授業形態 講義

授業の目的

高校で修得する化学と専門科目としての化学との間には大きな溝がある.本講義はその溝を埋めるためのものであり,化学を科学的に理解するための基礎力の養成を図る.

授業概要

有機化学に重点をおき,有機化合物の基本的な構造・性質について平易に講義する.適宜,演習を行いながら理解を深め,応用力を養う.

到達目標


  1. 有機分子の構造と混成軌道の関係について理解する.

  2. 有機酸と有機塩基について理解を深める.

授業計画


  1. 原子の構造と電子配置

  2. 炭化水素の分子構造と混成軌道

  3. 有機化合物の構造と混成軌道

  4. 極性共有結合と電気陰性度

  5. 共鳴効果

  6. 酸と塩基の強さ

  7. 有機酸と有機塩基

  8. 期末試験

教科書

マクマリー有機化学(上)第9版/John McMurry/著,伊東椒/訳者代表,児玉三明/訳者代表:東京化学同人,2017, ISBN:9784807909124,1年次後期「有機化学1」でも使用する
HGS分子構造模型 有機化学学生用セット/丸善出版:丸善出版,2017, ISBN:9784621301296,1年次後期「有機化学1」でも使用する

キーワード

有機分子の構造, 混成軌道, 有機酸塩基